忙しい仕事から暇な仕事に転職して感じた意外なこと。

ディーラーの営業を１３年、その後転職をして不動産の賃貸管理の仕事をしているはるパパです。

今の仕事が忙しくて暇な仕事に転職したいと考えている方、暇な仕事は楽だと考えている方はどうぞ最後まで読んでみてください。

仕事は忙しくてもきついし、暇でもきつい

現在仕事が忙しくて辞めたい、転職したい、と思っている方は次の仕事で暇な仕事がいいと思われているのではないでしょうか？

実際に私もディーラーの仕事をしていた時にそう思っていました。

ディーラーの仕事をしているときにはとても忙しくて定時で帰ることなどほとんどなく、休みの日でも仕事をすることが当たり前のような生活を送っていたので肉体的にも精神的にもきつかったです。

私は二人目の子供が双子だったというのもあり、家族との時間がほしいという気持ちで今の不動産の職場に転職しました。

ディーラーで働いていた時とは比べ物にならないくらい時間に余裕があり、最初の２．３カ月までは転職をして良かったと思っていたのですが、暇な時間が多いことも実はとてもきついことなんだということを実感するようになっています。

暇な仕事がきつい理由

私が感じている暇な仕事がきつい理由を３つ紹介します。

感じ方はもちろん人それぞれなので私と違う感情をもたれる方もいると思いますが、忙しい仕事から暇になった方は同じように思う可能性が高いのではと思います。

必要とされていないと感じる

一番きついのがこれです。

別に自分がいなくても良くないっていう感情が芽生えてくると仕事がきつく感じてきます。

今の職場は私を含めて４人しかいないのですが、私以外の３人はそれぞれ自分の仕事があるのでそこまで暇になることはありません。

しかし私の場合は決められた仕事はあるものの、その仕事は毎日しなければならない仕事ではないため一日中仕事がない時もでてきます。

そのような仕事がない日には自分は余剰人員だと感じ自己肯定感が低くなり、自分は会社にとって必要ではない存在だと感じるようになっていきました。

特に忙しい仕事から暇になるとこのように思われる方が多いのではと思います。

時間が長く感じる

暇なときには時間が過ぎるのがとにかく遅く感じます。

忙しいときには時間が過ぎるのが早く感じていたのでその真逆のことが起こっています。

暇な時間が多いからといってユーチューブをみたり、ブログをみたり自分の好きなことができるわけではないので、仕事を真剣にしているフリをしなければいけないのでそのことも時間が長く感じる要因だと思います。

前の仕事の時と比べても格段に時計をみる回数が増えました。

仕事で成長を感じられない

仕事が忙しかった時には自分が成長しているのを感じていました。

それが今では成長を感じることがほとんどありません。

まー暇なんでそれはそうですよね。

ただこのように感じ始めてからは忙しく一生懸命仕事をしている人を見ているとこのままではいけないと思うようになっていきます。

働き盛りの３０代、４０代の人はこのように感じる人が多いのではないでしょうか。

仕事が忙しくて転職したい人に伝えたいこと

私は転職することに関しては決して悪いことではなく、自分で決めて違う道に進む人を応援したいと思っています。

ただ、仕事が忙しいからという理由だけで辞めたい、転職したいと思われている方はちょっと待ってください。

仕事が忙しいということは必要とされている人だということです。

忙しい時にこのように考えることはなかなか出来ないことだと思うのですが、その場から離れてみるとそのことがよくわかります。

私も今では忙しかった自分は幸せだったと思うことができるし、忙しさを減らす努力をなぜしなかったのかと悔やんでいます。

いろいろやることをやっても改善しないようであれば転職するという選択肢もあると思うのですが、その努力をしないで転職することはあまりお勧めできません。

なので、まずは今の現状を変えるための努力をしてみて下さい。

どうせ辞めようと思っているのであればそれぐらいのことはできるはずです。

それでも何も変わらないようであればそれから辞めるなり転職するなりしてもいいのではないでしょうか？

仕事を辞めた後で後悔しないように今できることをやってみてください！