ディーラーの営業職の求人でてるけどどうしよう…
営業って大変そうだしやめてた方がいいかな?
その疑問、トヨタ系のディーラーで営業歴13年、累計500台以上車を販売したはるパパがお答えします。
転職してからディーラーで営業をしていて良かったなと思うことが結構あるんだよね
へー、毎日きつそうにしてたようだったけどね
だったら辞めなければ良かったんじゃない?
ま、まあ実際きつくはあったけどね
でも良かったことも伝えといたほうがいいかなと思って
ヘタレだったということだよね
…はい、そうです
私はヘタレだったので辞めちゃいましたが確実に成長はしたなと思っています。
ディーラーで働くことに興味がある方や、営業をするとどんなスキルが身につくのか知りたい方はどうぞ最後まで読んでみてください。
ディーラー営業のイメージ
営業職の仕事っていうと「きつい」「ノルマがある」「残業が多い」といったイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?
実際に10年以上営業していた私から言わせていただくと…
すべて正解です。(もちろん感じ方は人によって違いますが)
ディーラーの営業職をしていて楽な仕事だとは一度も思ったことがなかったし、入社してから辞めるまでかなり鍛えられました。
結局私は転職したのですが、ディーラーの営業職をしていたことによって得たものも多かったので良かったことや身についたスキルについてまとめてみました。
※あくまで私が働いていたディーラーでの話になります。
ディーラーで働いて良かったこと
ディーラーの営業は大変だったけど10年以上働くことができたのは、良かったこともたくさんあったからです。
その中でも、4つの項目をピックアップしてみました。
楽しかったこともたくさんあったし、
いろいろ新しい経験もすることができたよ
給料
ディーラーの営業職の給料はいいほうだと思います。
私が働いていたディーラーでは年功序列の給料体制ではなく、成績に応じて営業マージンが加給される仕組みになっていたので入社2.3年でも結果を出すことができればそれなりの給料をもらうことができるようになっていました。
「とりあえず稼ぎたい」「歩合制のほうが頑張れる」このような人にはお勧めです。
ちなみに営業成績が中の上ぐらいの人で地方公務員の年収ほどでした。
手渡しのマージン
手渡しマージンとはその月の目標を達成したときなどでもらえる現金支給のマージンです。
このマージンはとてもうれしかったし、いくらもらえるか計算しながら仕事をしていましたね。(多い時には10万円以上現金でもらえることもありました)
結婚されている人は妻にわからないお金なので、へそくりにしたり、そのお金で飲みに行ったりしていました。
ただし私が辞める1年前ぐらいからこの手渡しマージンほとんどもらえなくなっています…
新型車にすぐ乗れる
新型車が発売になると試乗車がくるので、すぐに乗ることができました。
新型車にはいままでにはなかったような新機能がついていたりするので、その効果を確かめることができるし、走り心地などの走行性能もじっくり確かめながら乗ることができるのでよかったですね。
車が好きな人には特にうれしいことだと思います。
車に詳しくなれる
バッテリーをつないだり、タイヤをスペアタイヤにかえたり、簡単な作業は営業もします。
ほかにもお客からいろいろ聞かれるのでどんどん車に詳しくなっていきます。
車のトラブルがあったときなどには頼られる存在になれるので、人の役に立ちたいと思っている方は車について詳しくなれることは自分にとってプラスになることだと思いますよ。
私がバッテリー上がった時はJAFよべって言ったよね
…い、忙しかったから
ディーラーで働いて身についたスキル
「確実にこのスキルは上達した」と言い切れるレベルのことを3つ紹介させていただきます。
この3つのスキルは何の仕事をしていても必要になってくるものなので、転職したからこそ自分が成長していたことを実感することができました。
自分が思っていた以上に成長していたことを実感
ほんと驚きですね!!
商談力
車の購入って高額な買い物なのでみなさん慎重に考えます。
それに購入するまでに何店舗か行かれることが多いので他の販売店と競合することがほとんどです。
そのなかで他の販売店から勝ち取り、自社の車を買っていただかないといけないのでこの商談力は必須のスキルとなりますよね。
他社の車を調べたり、他販売店の情報を仕入れたり、お客のタイプを分析したりと、商談力を上げるためにいろいろなことをしなければいけないので、何の仕事をするにもかなり役に立つスキルだと思います。
コミュニケーション能力
営業職をしていると自然とこのコミュニケーション能力は上がっていきます。
私の場合でお客の数が700人ほどいたので、いろんなタイプの人と接してきました。
「この人はどんな人なんだろう」「何の話から始めればいいのか」「本心ではどう思っているんだろうか」など考えながらの接客するので確実にこのコミュニケーション能力はあがります。
転職するときの面接でもかなり役に立ちました。
仕事効率
ディーラーの営業は忙しいです。時間は限られているのでこの仕事の効率が営業の成績に直結するといっても過言ではありません。
売れる営業マンになるためには仕事の優先順位をつけて、なるべく無駄がないように考えながら仕事をすることが大事になってくるので、結果にこだわる人ほどこの仕事効率は良くなっていくものだと思います。
このスキルもいろんな仕事で活躍するでしょう。
家事しているときは効率いいようにはみえないんだけど
まとめ
ディーラーの営業は大変な仕事だと思います。
ただ、その分得られるもの多くあったと感じています。
この仕事に少しでも興味があるのであればチャレンジしてみるのもアリなのかなと思っていますし、確実に自分を成長させることができる仕事だと感じました。
就職・転職を検討されている方に少しでも参考になればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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