最初に勉強する分野は宅建業法か権利関係の2択かな
2022年(令和4年)宅建試験を初学で一発合格できた”はるパパ”です。
5月から独学で勉強を始めて試験まで約300時間で合格することができました。
今回は独学で勉強を始める場合、何から勉強すればいいのかについて自分の経験をもとに考えてみました。
何から勉強を開始するのかは、「宅建業法」と「権利関係」の2択ですね。理由はこの2つは点数配分が大きいからです。(宅建業法20点、権利関係14点)
ちなみに私の勉強した順番がこちらです。
・1周目
①宅建業法 ②権利関係 ③法令上の制限 ④税・その他
・2周目
①宅建業法 ②法令上の制限 ③税・その他 ④権利関係
1周目は使っていたテキスト「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」の順番通りに勉強しました。
2周目は1周目に勉強したときにあきらかに苦手な分野だった権利関係を最後にし順番を入れ替えてみました。
順番を自分の気分次第で入れ替えることができるのは独学でのメリットの一つですね。
どの分野から勉強するかについては「勉強を始める時期」、「民法などの法律系の勉強をしたことがあるかないか」の2点から考えてみました。
何から勉強を始めればいいのかわからない人はぜひ最後までご覧ください。
「宅建業法」と「権利関係」について
「宅建業法」と「権利関係」のどちらから勉強するのかを考えるうえで、まずこの2つの分野の特徴を説明します。
宅建業法の特徴
・点数配分が1番大きい(20点/50点)
点数配分が一番大きいのがこの宅建業法です。(宅建業法:20点、権利関係:14点、法令上の制限:8点、税・その他:8点)
・特別難しい言葉があるわけではないので勉強しやすい
宅建の勉強する分野では一番勉強しやすいと思います。勉強量と点数が比例するような分野です。
・合格する上で高得点が必須
宅建試験は相対評価。ほかの受験者も高得点を狙ってくる分野なので、落とせない分野だともいえます。
・過去問の勉強だけでも高得点が狙える
過去問の勉強をしっかりやるだけでも十分高得点が狙えます。
権利関係の特徴
・点数配分が2番目に大きい(14点/50点)
点数配分は宅建業法に次いで2番目の14点。勉強しないわけにはいかない分野です。
・民法など、法律の勉強をしたことない人にとっては難しい分野
法律の勉強をしたことがない人にとっては言葉の意味すらわからない可能性があるので、勉強しても結果がでるまでに時間がかかります。
・受験者で点数差がでやすい
宅建の試験の中でも難しい分野なので点数差がでやすくなります。過去問を勉強していても対応できないような問題も出てきます。
権利関係の勉強してるときアレルギー反応出てたもんね
まじで勉強やめたくなったからね…
何から勉強を始めるか?
どの分野から勉強するかについては「勉強を始める時期」、「民法などの法律系の勉強をしたことがあるかないか」の2点に着目して考えてみました。
勉強を始める時期が早い場合
勉強を始める時期が早いというのは4月より前から勉強している場合のことです。
・始める時期が早くて、法律系の勉強経験ありの場合
⇒権利関係から
・始める時期が早くて、法律系の勉強経験なしの場合
⇒宅建業法から
「法律系の勉強経験ありの場合は権利関係から」にした理由は、権利関係の勉強にストレスを感じることなく、得意分野にできる可能性が高いからです。
先ほど説明したように権利関係は点数差が出やすい分野なので、しっかり勉強して他の受験者を引き離しましょう。
「法律系の勉強経験なしの場合は宅建業法から」にした理由は、権利関係を最初に勉強しようとしたときにストレスで勉強が続けられない可能性があるからです。
時間があるからといって難しい分野から勉強を始めるよりも、わかりやすい分野から勉強した方が断然継続して勉強しやすいはずです。
勉強を始める時期が遅い場合
勉強が始める時期が遅い場合(5月以降)は法律系の勉強経験があろうがなかろうが「宅建業法」から始めるのがいいでしょうね。
理由は宅建業法で高得点が取れないと合格することが厳しいからです。
宅建業法で高得点、権利関係は基本的な問題は落とさないような勉強で8点以上を目指すような感じで勉強していくといいのではないでしょうか。
宅建業法は落とせないからね
ここで点数離されると合格厳しいよね
まとめ
今回は勉強するなら何から始めるのかについて、より効果的に勉強するにはという視点で経験を元に考えてみました。
「宅建業法」も「権利関係」も点数配分が大きい分野なので絶対に外せない分野です。
私がやっていた分野別過去問の勉強法も参考になるかもしれないので見てもらえればと思います。
勉強をスタートしたら、合格まで一直線に走り出しましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました
コメント