FPについて調べてみたよ
令和4年は宅建、賃管をダブル受験、ダブル合格してから資格勉強の楽しさを知ってしまった40代金欠サラリーマン”はるパパ”です。
令和5年は、FP3級とFP2級合格を目標としました。
今回はFP3級5月試験を受験することを決めたので、事前準備としてFPについて調べてみたのでその調査結果についてです。
なんでFPの勉強するの?
これから先のことを考えると不安になるからね
…すでにお金が足りてないのですが
…えっ!?
そ、そうなの!
FP3級について
まずは敵(FP)を知ることから始めます。
FP3級試験についての情報をまとめてみました。
試験は2つの機関で実施
FP3級試験は「日本FP協会」と「金融財政事情研究会(きんざい)」の2つの機関で実施されています。
受験する機関によって、試験内容の一部が変わるみたいですね。
試験内容は「学科試験」と「実技試験」で構成されていて、「学科試験」は2つの機関とも共通で、「実技試験」は受験する機関で違う問題になっています。
FP3級の試験内容
まずは「学科試験」の試験範囲からみていきます。
学科試験(FP協会、きんざい共通)
・ライフプランニングと資金計画
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続、事業承継
次に「実技試験」の試験範囲です。
実技試験(FP協会)
・資産設計提案業務
1.関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
2.ファイナンシャル・プランニングのプロセス
3.顧客のファイナンス状況の分析と評価
実技試験(きんざい)
・個人資産相談業務
1.関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
2.個人顧客の問題点の把握
3.問題解決策の検討・分析
・保険資産相談業務
1.関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
2.保険顧客の問題点の把握
3.問題解決策の検討・分析
実技試験の方はなんか難しい感じで書かれています。
これだけ見てもわからないで勉強始めてみないとなんともいえませんね。
FP3級の合格率と合格点
過去の合格率について調べてみました。
まずは「日本FP協会」の過去10回分の合格率からです。
試験年月 | 学科試験 | 実技試験 |
---|---|---|
2022年9月 | 80.78% | 84.44% |
2022年5月 | 83.37% | 90.33% |
2022年1月 | 87.01% | 90.75% |
2021年9月 | 84.69% | 80.50% |
2021年5月 | 83.25% | 76.65% |
2021年1月 | 87.92% | 86.53% |
2020年9月 | 89.64% | 88.04% |
2020年1月 | 85.34% | 79.45% |
2019年9月 | 78.09% | 79.48% |
2019年5月 | 69.07% | 86.42% |
次に「きんざい」の過去10回分の合格率です。
試験年月 | 学科試験 | 実技試験(個人資産) | 実技試験(保険顧客資産) |
---|---|---|---|
2022年9月 | 43.41% | 58.23% | 43.28% |
2022年5月 | 49.03% | 62.24% | 45.64% |
2022年1月 | 62.52% | 53.14% | 39.53% |
2021年9月 | 53.31% | 43.25% | 48.68% |
2021年5月 | 47.81% | 59.63% | 47.76% |
2021年1月 | 63.75% | 58.63% | 56.01% |
2020年9月 | 69.28% | 35.28% | 56.20% |
2020年1月 | 65.43% | 50.22% | 48.19% |
2019年9月 | 62.77% | 45.44% | 43.31% |
2019年5月 | 42.76% | 54.35% | 44.85% |
2つの機関での合格率にかなりの差があることがわかります。
調べてみると、受験者のレベルが違うだけとのことです。実際に「学科試験」は共通の問題なのに合格率に差が出ているので間違いなさそうですね。
合格点に関しては次のようになっています。
学科試験(FP協会、きんざい共通)
・60点満点→36点以上(全60問)
実技試験(FP協会)
・100点満点→60点以上(全20問)
実技試験(きんざい)
・50点満点→30点以上(全15問)
合格点は「学科試験」「実技試験」ともに6割です。
今まで調べてみた結果、とりあえずFP協会で受験することにしました。
FP3級(FP協会)の試験日と申し込み期間
試験日 | 受検申請期間 | 合格発表日 | |
---|---|---|---|
第1回 | 2023年5月28日(日) | 3/17(金)~4/7(金) | 7月4日(火) |
第2回 | 2023年9月10日(日) | 7/5(水)~7/25(火) | 10月20日(金) |
第3回 | 2024年1月28日(日) | 11/14(火)~12/5(火) | 3月8日(金) |
第一回だとまだ期間も十分にあるので、5月受験で決定しました。
あとはいつから勉強を開始するかが重要になりそうです。
FP3級って難易度はどうなの?
国家資格の中では易しい方みたいだね
ふーん、なら2級から受験すればいいやん?
それがFP2級は受験資格があるみたいなんだよ
FP3級を攻略するには
FP3級を攻略するために以下の3つについて調査、考察してみます。
FP3級攻略
・独学での勉強時間
・勉強計画
・テキスト(教材)選び
独学での勉強時間
まずは独学での勉強時間について調べてみました。
・フォーサイト:20時間以上
・資格のキャリカレ:20時間程度
・アガルート:30時間~100時間
・ユーキャン:80時間~150時間
・スタディング:80時間~150時間
うーん、結構幅がありますね…
3級に合格したら2級も受験しようと決めているので、勉強時間は100時間程度することにしました。
勉強計画
令和4年に宅建の勉強をしていた時が、1日の勉強時間が1時間30分~2時間は無理なく確保できる勉強時間だったので、それを元に計画を立てます。
令和5年の試験日が5/28なので、4/1から勉強を始めると100時間程度の勉強時間が確保できます。
よって、勉強開始は4月1日からということで決定。
テキスト(教材)選び
今回のFP3級の勉強はこの合格のトリセツシリーズのテキストと問題集に決定いたしました。
一番の理由はFP2級試験も意識してあるテキストだからです。
FP2級の受験を考えている人にとっては3級の勉強しながら2級のイメージもできるので魅力的ですね。
FP3級は難易度はそこまで難しくないみたいなので今回は予想問題集は買わず、この2冊(費用は3,410円)で合格を目指します。
試験はいくらかかるの?
学科3,000円、実技3,000円の合計6,000円だよ。
もちろん自分で払うんだよね?
そ、そんなの当たり前でしょ
(やっぱり払ってくれないよね)
最後に
今回のFPの勉強に関しては、試験に合格することよりも知識を修得するために勉強します。
正直、これからの日本が良くなっていく未来があまり見えてこないので…
少子化→税収減→増税、それなのに賃金は上がらない…こんな感じの未来しか想像できない。
今後に備えて今の自分にできることをしておこう、これがFPの勉強を始めるきっかけです。
マネーリテラシーを高めたら少し違った景色がみえてくることを期待したいところです。
えっと、転職してから賃金は激下がりしたよね
こ、これからの日本の将来は…
日本の心配の前に、自分の心配しろ!!
はい、目先のことも大事ですよね…
賃金はすぐにはどうしようもないので、とりあえずFPの勉強を4月から頑張ります。
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